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新たな挑戦!!


by fp-nakajima

イエシロアリの来襲

イエシロアリの生息地北上。
お客さまからのシロアリの相談は、
今までは、5月の、ゴールデンウィークの暑い日に集中していた。

それが、なんと7月の後半である先日 相談を受け 現場検証した。
この時期に、「羽蟻」になるのは、イエシロアリです。
いままでのヤマトシロアリでは、ありません。

家屋内部(浴室)における「羽蟻」の大発生で、問題に気づく。

しかし、そのときは、「羽蟻」であり、白蟻だとは 解らない。

一見、羽のはえた黒アリにみえます。しかし、よく観るとアリのような 胸と腹のくびれがない。

シロアリの資料をみせられ説明を受けて、やっと理解できる。

そして、「羽蟻」になるのは、5%ぐらいといわれているので、この20倍ちかくのシロアリが、その下にいることを想像して、ぞっとする。

白蟻の起源は古く、3億年前も昔から地球にすんでいる。
また白蟻はその名前や形態から 蟻の1種と認識されいる方がほとんどですが、
正しくは蟻科に属さず、ゴキブリに近い種類とされています。

日本における白蟻の研究は今から約120年前に程にはじめられ、

現在白蟻の生息・被害は地球温暖化や住宅の気密性が高まったこと等が原因で、日本全土に及び、温暖で湿気の多い九州・四国・中国地方には特に多く中でも九州地方は、家屋に甚大な被害をもたらすイエシロアリが他のシロアリの地域に比べて非常に多く生息しています。


白蟻による被害は、初期の被害で気づくことは少なく、家屋内部における羽蟻等の発生で気づく頃にはかなり被害が進行していることが多い。


また、その場合白蟻駆除は勿論の事、著しく被害の激しい部分においては、大掛かりな改築等で経済的にも居住者の方へは、かなりの負担が強いられることが少なくない。


この事からも信用のおける白蟻工事店に依頼して、定期的なしろあり防除処理をされることが、最善の策であると考えます。

現在日本各地で国宝級の重要文化財として大切にされている奈良・京都等の寺院を代表とする「高床式住居」は、四季を含め日本独特の高温多湿な環境から、最もこの国に適した住宅。

しかし、現在の住宅はより住みやすさを追及し まちがった【気密性】を高めている為、様々な弊害が、発生している。


現在床下に於いても十分な【床高】の確保は難しくその結果自然換気不足による結露の発生、ハウスダスト等によるシックハウス症候群などが問題視されている。


床下木部の含水率は、10件の内9件は30%を越えるとの事。カビの発生は、含水率30㌫を越すと始まり 木材の腐食ダニの発生・ハウスダスト等に非常に大きく影響する。


このことから 住宅の耐久年数をのばすだけでなく 健康面などからも含水率20%を下回ると極端に減少するデータ-に着目して空気中の湿度75㌫以下に木部含水率20%以下に抑えること。
  (社)日本しろあり対策協会発行
                白蟻詳説より抜粋
職蟻 日本には、約18種類の白蟻が生息していると言われているが、建物を加害するのは主にヤマトシロアリ・イエシロアリである。
羽蟻 ヤマトシロアリは3月~5月、イエシロアリは6月~7月にかけて飛来し雄、雌が必ず一対で行動し【湿気過多】【シロアリの防除未施工】等生息に適した家屋の庭先等へ降り立った後、繁殖しながら加害をはじめる場合が非常に多い。
< 構成員 >ヤマトシロアリは1万~3万、イエシロアリは100万にまで達する。
< 加害箇所 > ヤマトシロアリは主に床組、イエシロアリは 柱を経て壁内部・更に屋根組部材まで達する。
< 発生状況 > ここ数年ベタ基礎工法の建築になっているにもかかわらず床下の結露の発生、白蟻予防工事未施工・地球温暖化等環境の悪化が原因となり増加、特にイエシロアリの発生が急増している。
< 加害速度 > 40cm立方体の木材が10日内外で食い尽くされることも有る、これは床面積25坪程度の家屋が蝕害後2~3年で改築しなければならないほどの被害速度である。


そして、「FPの家」は、基礎と建物を分けていて、シロアリの住みにく~い構造なんですよ。

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by fp-nakajima | 2008-07-26 07:58