被災地に ブーメラン竹とんぼ
2012年 06月 13日
東日本大震災:戻ってくる竹とんぼ、被災地の子に贈る 深谷の建設会社社長・中嶋さん、作り方や飛ばし方も伝授 /埼玉
地方版
◇「上を向いて、復興の力に」
深谷市の建設会社「中島建設」社長、中嶋義明さん(52)が、飛ばしても戻ってくる「ブーメラン竹とんぼ」を考案し、東日本大震災の被災地の子どもたちに贈る活動をしている。昨年は約5000本を贈呈し、作り方や飛ばし方を伝授した。中嶋さんは「竹とんぼを飛ばせば、自然と上を向くことができる。これからも復興の力になりたい」と話している。
竹とんぼを作ったきっかけは6年前のモンゴル旅行。
現地の子どもたちに既製品の竹とんぼを持っていくと「ものすごく喜ばれた」。さらに良いものを作って持っていこうと、竹とんぼ作りを開始。
試作を重ねていた06年7月に、軸の下部に砂をつけて重くすると、振り子運動によって飛ばしても自分の方に戻ってくることが分かった。
「ブーメラン竹とんぼ」と名付け、地元の子どもたちに教え始めた。
東日本大震災の発生後は「幸せの黄色い竹とんぼプロジェクト」を企画。11年7月から宮城県石巻市や岩手県宮古市などを訪問し、黄色く塗装した手作りの竹とんぼ約5000本を被災者の子どもたちに贈り、講習会を開いた。
「作るのは大変だったが、子どもたちが楽しそうにしている姿が本当にうれしかった」と振り返る。
今年5月26日には、熊谷市内の剣道大会にやって来た福島県白河市と須賀川市の小中学生50人にも贈呈した。今後も被災地への訪問などを計画中といい、「竹とんぼを通じて、多くの出会いがあるのが一番」と、被災地の子どもたちとの交流を楽しみにしている。
竹とんぼに関する問い合わせは中島建設(電話048・571・0198)。【大平明日香】
6月10日朝刊
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